文教経済委員会、再見、オゼ☆ケン質問③「聴覚障害者支援の拡充」
■文教経済委員会
今日は午前10時から文教経済委員会を傍聴。
委員会所属議員以外の傍聴議員が、だんだん減っているよう
な・・・
本筋とは少し違うかもしれませんが、「高齢者等肉用牛購入基
金繰入金」というものが出てきました。
旧上之保村の事業だったようですが、高齢者の方が肉用牛を
飼育するとき、その購入費を補助する、というものだったようで
す。国・県からも補助金が出ていました。
関市では当該条例は廃止されたようですが、他市条例をネット
で検索してみますと、その目的に「高齢者の福祉向上」という言
葉が出てきます。
国においてどういう経緯で制度を作ったか承知していませんが、
畜産業を「老人福祉」とリンクさせる・・・というものすごい荒業
ですね。
■再見
今日、一般質問のDVDを議会事務局からいただきました。(正し
く言うと、300円で購入しました)
自らの質問時間については、議会事務局が録画してくれますの
で、あらかじめビデオもしくはDVDをお願いすれば、300円で購
入できます。(ちなみにDVDは今議会からです)
一通り、1時間の自分の質問を見ました。
感想は・・・
改めて答弁を聞くと、もっと鋭く突っ込むべきだし、突っ込めたの
に・・・
ただ、自分で感じていたよりは、姿勢、話し方、内容はそんなにひ
どく無かったですね。(自分で言うな!と突っ込まれるかもしれませ
んが・・・(笑))
どこかの文章で、人が挨拶・演説等から受ける印象は、
姿勢・・・55%
声 ・・・38%
内容・・・ 7%
という数字を見ました。これが事実かどうかは分かりませんし、内
容が一番大事だと思って質問をするわけですが、姿勢や声も気を
つけなければならないな・・・と思います。
■オゼ☆ケン質問③「聴覚障害者支援の拡充」
〔質問〕
聴覚障害者の方に対して、手話通訳員・手話奉仕員・要約筆記奉
仕員を市として派遣しているが、その派遣基準について拡大を要
望する聴覚障害者の方の声がある。具体的には携帯電話の契約
などだが市当局の見解は。
〔答弁〕
基準の中に「市長が必要と認める場合」というものがあり、携帯電
話の契約について重要な意思伝達の手段だと認識しているので、
その都度柔軟に対応していきたい。
〔質問〕
今後の基準作りに際しては、聴覚障害者自身の声を聞きながら作
成をしてもらいたいが、見解は。
〔答弁〕
手話通訳等が必要の場合は、各課等とも協議し、聴覚障害者の方
の意見も事前に聞いて検討していきたい。
〔オゼ☆ケン感想〕
聴覚障害者の方も4名、傍聴に来ていただいていました。聴覚障害
者協会の会長さんが傍聴されることは事前に知っていましたが、翌
日の新聞記事を見て、4名もいらっしゃっていたことを知りました。
(質問前は、後ろの傍聴席は見ません・・・緊張しますから(笑))
10月19日の中日新聞、岐阜新聞の記事はこちら↓
「10月質問記事(聴覚障害者、中日・岐阜).pdf」をダウンロード
これからも聴覚障害者の方や、手話通訳、要約筆記の方々から教え
ていただきながら、少しでもお役に立てるようにしたい、と思います。
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コメント
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>ものすごい荒業
昔聞いた話では、学校だけはできない。農林水産省補助金は。と
投稿: | 2007年11月 3日 (土) 19時46分
いつ頃に作られた制度か分かりませんが、これだ
けではなくて、他にもたくさんあるんでしょうね。
投稿: オゼ☆ケン | 2007年11月 5日 (月) 20時38分
高齢者福祉・・・お年よりの方が長年住み慣れた地域社会の中で、引き続き生活していくことを支援し、生きがいと社会参加を促進すること。
私の知っている老夫婦は数は少ないですが、牛の世話を生きがいに毎日を頑張っておられます。
もちろん、この夫婦もこの事業を利用し牛を飼われはじめたとお聞きします。(雌牛が子供を産んでその子牛が出荷されるまでに1年半以上がかかります。それにかかる費用は何十万円と大きい。その負担を軽減してくれるのがこの事業です。)
今、岐阜県で肉用牛を飼養する農家は793戸あるそうですが、その中でこういった高齢者の方々が占める割合は大きいそうです。
きっと、旧上之保村も高齢化社会の中で高齢者を中心とした肉用牛経営を産業のひとつと考えたのではないでしょうか。残念ながら関市(旧上之保)では成功しなかった?ようですが。
投稿: ドッドロ・イヤーノ35歳 | 2007年11月 5日 (月) 23時23分
ドッドロ・イヤーノ35歳さん、コメントありがとうございました。
旧上之保村での具体的な活用事例を教えていただきありがとうございました。「荒業」という言葉を軽く使ってしまったかもしれません。その点、お詫び申し上げます。
この事業を聞いたときに感じたことは、畜産関係の補助金ならば畜産振興という政策目的に従って出せばいいのであって、何ゆえに60歳以上の高齢者に限定して生きがい対策を目的としたのか・・・という違和感です。
永田町に少しいた人間からすると、そこに純粋な政策目的以外の力が働いたのでは・・・と少し穿った見方をしてしまいがちで・・・。
投稿: オゼ☆ケン | 2007年11月 6日 (火) 03時29分