ブログが難しい、自分の姿を1時間見る変り種、0812オゼケン一般質問「政策総点検について」
■ブログが難しい
先日、小学校の参観日で地元東田原の方とお話をしていたら、
「ブログ、見てるよ。」
という、ありがたいお言葉。
「けど、結構難しいこと書いてあるねぇ。」
とも。 (^_^;
今日、北海道に住んでいる妻の叔父と電話で話をしていたら、
「ブログ、読んでるから。」
という、ありがたいお言葉。
「けど、結構難しいこと書いてあるねぇ。」
とも。 (^_^;
普段は、あまりカチコチとした書き方をしないようにしているつも
りですが、議会中はどうしても、硬く難しい言葉や文章が多くなり
がち。
議会中でも出だしの部分は、いつものようにいい加減に、柔らか
く書くことも必要ですね。
気をつけます。
■自分の姿を1時間見る変り種
一般質問の映像は、希望すれば議会事務局でDVDかビデオで
購入できます。(300円なり)
(今、書いていて気付いたのですが、今日、DVDだけもらってき
てお金、払い忘れてますわ・・・(苦笑))
家のパソコンで恐る恐る鑑賞。
う~む、途中で10秒間、無言のまま立ち尽くしてます(苦笑)。
この間、図書館問題の質問の組み立てについて、頭の中でグル
グル、グルグルと。
ただ、自分で質問をしていたときの心中とは別に、映像を見てい
ると全体的にはそれほどアタフタ話しているようにも見えないで
すね。
来週の委員会審査に向けて、特に平成19年度決算、図書館の
指定管理者制度導入について、週末
は資料を読み込みます。
■0812オゼケン一般質問その1「政策総点検について」
12月議会の一般質問概要のご報告。まずは、政策総点検につ
いて。
(1)政策総点検の評価
〔オゼ☆ケン質問〕
一年をかけて行ってきた「政策総点検」の評価は、自己採点で
100点満点で何点くらいか
〔市長公室長答弁〕
これから市民の皆さんへ説明・理解をいただき進めるものであ
り、この時点で自己評価をするものではない、と思っている
あえて評価といえば、市民の方々が評価するもの、と推察して
いる
〔オゼ☆ケン質問〕
これまでの議会でも質問してきたが、市長が掲げた「市民目線
の政策総点検」に大賛成であるが、これだけでは目的・目標が
不明確であった、と思う
出来上がった政策総点検に目を通すと、最初の時点での不明
確さが、最後まで尾を引いていた、と感じる
ある意味では総合計画のようでもあり、ある意味では平成17
年度に策定した行政改革大綱の焼き直しのようでもあり、一面
で補助金等の削減を掲げながら、もう一方ではさらにお金がか
かる、ということも入っている
さらに、公共交通拠点のように突如としてコンベンションホール
とは書いていないが、そういうものを建設する、ということも書い
てある
一体、政策総点検は何だったのか、と思うが、こういう辛口の
評価に対してぜひ反論をいただきたい
〔市長公室長答弁〕
あくまでも政策総点検は、今後の関市が少子高齢化による市税
や地方交付税の減少、医療費の増加等により、厳しい財政状況
になる一方、新しい行政事業をする必要があることから、市民が
主役の市政を行うために、市民が何を求めているのか、もっと
良い方法がないのか、市が行うべき事業なのか、全職員が参加
して行ったものであるので理解をいただきたい
(2)パブリックコメント
〔オゼ☆ケン質問〕
政策総点検のパブリックコメントは、厚みのあるものが掲載され
たが、市民の皆さんに対して意見を求めるのに、こういうやり方
は果たして相応しかったのか
〔市長公室長答弁〕
分かりやすい情報公開であったかと言えば、膨大な資料であった
ことからすべて理解をいただいた、とは思っていない
今回の公表は現在の段階では止むをえなかったが、今後のあり
方を検討していきたい
〔オゼ☆ケン質問〕
このやり方では問題がある、という議論は事前に庁内でなかった
のか
あえて、こういう方法をとる意図は何かあるのか
〔市長公室長答弁〕
もう少し簡便な方法で重点的に出す、という話もあったと思うが、
やはり一つひとつしっかりと出さないと一人歩きする、という心配
があり、今回はこういうかたちで出した
ただし、このやり方については今後検討させてもらいたい
〔オゼ☆ケン質問〕
私達、議員であってもこれだけの厚さを読み通すのは大変であ
り、いわんや、一般の市民の方々は本当に大変だと思う
私は9月議会で「広報せきに概要を載せるか、別途、印刷をし
て配布してはどうか」と質問したことがあったが、市長は「それは
その通り」と口を動かされた、と記憶しているが、市長の考えは
〔市長答弁〕
市民の皆さんに公開したから、これでいいですよ、とは思って
いない
したがって、あらゆる機会を通じて、特に広報等を使って、もう
少し親切にやりなさい、と指示をしている
今回はこういうやり方になったが、今後もう少し、くたびれない
ように分かりやすいようにやっていくので、もう少し待っていた
だきたい
(3)政策総点検の今後の進め方
〔オゼ☆ケン質問〕
今後の進め方についての考え方は
〔市長公室長答弁〕
最終案の段階で、できるだけわかりやすい状況で、広報せき
への特集等も考えて周知をしてまいりたい
進め方については、一過性のものとして終えるものではないの
で、継続した行政改革の定着を図っていくものなので、定期的
に成果を測定し公表するとともに、公募市民による審議が行わ
れる行政改革事業に引き継ぎたい、と思っている
〔オゼ☆ケン質問〕
今の答弁は、平成17年度に第四次行政改革大綱を作って、
3年間の実施計画を作っているが、こうしたものに落とし込む、
という理解でよろしいか
〔市長公室長答弁〕
そう考えている
〔オゼ☆ケン質問〕
平成17年度に策定した行政改革大綱の中にも、「補助金等の
整理・合理化」は項目として入っている
計画では、平成18年・19年で検討を行い、今年度からすでに
実施されているはずだが、これまで具体的に進んでいない
これと似たようなかたちで、政策総点検も本当にやっていける
のか
これまでは出来ないが今回は出来る、という担保はあるのか
〔市長公室長答弁〕
1年間をかけて全職員が参加して点検を行ったものであるの
で、大きくかけ離れたものとなれば、当然、説明責任を負うこ
とになる
さらに、所管課と実施時期を明記しているので、しっかり対応
することになるし、当然、監視をしていかなければならない
〔オゼ☆ケン感想〕
市長がマニフェストの1丁目1番地に掲げた「政策総点検」に
ついての質問。
私の考え方は上に紹介した通りですが、「市民目線による政
策総点検」という言葉だけで、実際に何をどこまで見直すのか、
という枠組み・目標設定が示されなかったため、担当課が走り
ながら方法を考えた、というのが実際のところ、という感想。
何せ、「市民目線」の意味は、「市役所職員が市民の立場に
立ってカウンターの外から見直す」ということらしいので。
こういうやり方をすれば、最後にかたちとなるものも、位置づ
けがハッキリしない「ごった煮」になるのも、むべなるかな。
パブリックコメントについては、市民の皆さんに読んでもらおう、
とか、分かりやすく説明しよう、という意図をまったく感じさせな
いやり方。
下手に「市民目線」とか「市民との協働」という看板を掲げられ
ると、「その看板とは違うでしょ」と指摘せざるを得ず。
進め方については、行政改革大綱の実施計画に項目を入れ
込む、という方法を採るようですが、上で指摘した通り、これ
まで計画に入っていても、手を付けてないものもチラホラ。
同じ轍を踏まないのか、という問題意識。
「踏みません」という答弁でしたが、それは今後次第。
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結構難しいこと書いてあるね~~
オゼケンさんのブログからいつも関市の議会での決定事項や、「へ~こんなん考えられてるんだ~」と知る私・・・
でも これって 普通 オゼケンさんのブログで始めて知るっておかしいですよね・・・
広報もきちんと読んでるつもりやけど、見落としてるんかな~~???
こうやって知る場がなければ、改善点や疑問点に気が付くことすらできず、どんどん少子化 どんどん高齢化 気が付けばめっちゃ住み難いヤン
(⌒▽⌒;)
みたいに成らないのかな・・・?
投稿: nayumama | 2010年2月 3日 (水) 12時09分
nayumama 様
コメント、ありがとうございます。
個人的な考えとしては、政策の良し悪しもありますが、その政策の決定過程とか、住民の皆さんに対する合意・納得の努力とか、そういう方がより大事だと思ってます。
いわゆる「説明責任」とも言えます。
関市から、そうそう革命的な施策は出てこないでしょうから(苦笑)。
できるだけ住民の皆さんに分かりやすく伝えて、納得はできなくても、理解ができるようにすることは必要だと思います。
投稿: オゼ☆ケン | 2010年2月 5日 (金) 01時35分