選挙区と定数や如何に、学校給食費が値上げ
■選挙区と定数や如何に
午前10時から「選挙区と定数に関する特別委員会」。
先日、各議員が提出した考え方を元に議論。
・・・するも開始30分経たずに委員長が休憩を宣言。
休憩中にそれぞれの意見を、それぞれザックバランに開陳
して意見交換。
前にも書いた通り、私の考え方は、
選挙区→関市はひとつであり、大選挙区で
定 数→旧関市の定数23名を基準に検討を
というもの。
最大会派の新明政会は旧郡部選出の議員からは、地域事
務所の問題など、住民の声が行政に届いていないのが実態
であり、次回も小選挙区でやるべし、という意見が。
また、旧関市選出の議員からは、大選挙区&定数24名と
いう意見。
公明党からは、旧郡部の現状を鑑み、次回に限って小選挙
区、ただし、次々回は大選挙区で、という意見。
平成会からは、大選挙区&定数23名、という意見。
共産党からは、議員は市全体の代表であることから大選挙
区、定数は増やすことがあっても減らすべきではない、とい
う意見。
休憩中のやりとりは書けませんが、今日のまとめとしては、
委員長が方向性を示した報告書(案)を作成し、委員会
で協議・了承を得た上で議長に提出する
とあいなりました。
旧郡部選出の議員が文書で指摘された問題点は・・・
・自治組織-旧郡部と役割が違っており、機能していない
・地域審議会-意見を述べても何の効力もない
・地域事務所-所長に権限も財源もない
・職員の意識-「仕方なく面倒を見てやっている」という態度
など。
こうした問題点については、いかに住民の声を反映させるか、
という意味では、現状がうまく機能していない、という点では
共通認識だと思います。
・・・ここで、
次回も小選挙区で
という結論が導かれるわけですが、私はそこにヒッカカリが。
上で挙げた問題点の解決策が、
次回も小選挙区で選挙を行うこと
なんでしょうか。
議会が、行政組織(仕組み)を変更させることは直接的には
難しくても、行政に対して働きかけていくことは可能。
議会としてやるべきことは、小選挙区を維持することではなく
て、地域事務所の位置づけや事務所長の権限など、地域住
民の方の不満や不安を少しでも解決できるよう、議論をした
上で行政に提言することでは。
次回、3月19日に再び委員会が開催される予定。
■学校給食費が値上げ
本日、教育委員会から給食費値上げのお知らせが。
保護者の方にも、学校を通じて連絡がいったのでは。
(息子も学校からお知らせをもらってきました)
《各学校給食センターの改定1食単価》
現在 値上後 値上率
関 市 小 217円 → 245円(28円↑) 12.9%
中 259円 → 285円(26円↑) 10.0%
洞 戸 小 220円 → 250円(30円↑) 13.6%
中 255円 → 290円(35円↑) 13.7%
板 取 小 230円 → 250円(20円↑) 8.6%
中 270円 → 290円(20円↑) 7.4%
武 儀 小 220円 → 250円(30円↑) 13.6%
中 240円 → 280円(40円↑) 16.6%
各給食センターで単価が異なるのは、独立採算制のため、
また、給食費は食材費のみに使われている、という但し書
あり。
昨年も議会の一般質問で取り上げられたりしていましたが、
できるだけ上げないように努力するが、それでも厳しいと
きは値上げするかもしれない
という答弁。
やりくりがつかなくなった・・・ということでしょうか。
予算案の委員会審査で、改めて値上げを決定した経緯と
理由について確認します。
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