自宅周辺が水道管亀裂で断水、一般質問が終了
■自宅周辺が水道管亀裂で断水
未明から沈思黙考。
朝、子ども達が起きてきて、
「水道の水がチョットしか出な~い」
と。
確かに、蛇口を上げても、細~い水がチョロチョロと。
自宅の問題かな・・・と思いましたが、念のために近所の同級
生のT君に電話してみると、一緒の状況。
朝7時半くらいに市役所に電話すると、
「すでに担当課が現場の確認に行ってます」
とのこと。
近所を確認しに行った父から、「公民館の裏の道路で水が溢れ
てる」と電話があったので現場へ。
↑ 道路の両側から水があふれ出ている状態
下に埋まっている水道管の亀裂が原因
早朝から担当課の職員の方2名、工事会社の方4名が作業。
水が出なくなって、顔を洗うことも、歯を磨くことも、食器を洗う
ことも、洗濯することも出来なくなり、改めて「ライフライン」の
重要性を痛感。
また、こうした行政サービスを安定的に担うことが、市役所の
使命というか、存在意義なんだな・・・と今朝思いました。
同時に、同じ水道管が埋まっている東田原の中で、ここ数年
で2ヶ所ほど水道管が割れて水が噴き出している、とか。
道路やハコモノも同様ですが、これからは既に建設したり、敷
設したりしてきた既にある設備の「修繕」や「更新」費用が、ど
んどん増していくことになるな・・・とも。
ホントは最後まで工事を見届けたかったのですが、議会があ
るために途中で失礼。
■一般質問が終了
自宅に戻ってスーツに着替えてから再出撃。
午前9時半から議会運営委員会。
先に決定した議事日程の一部変更のみ。
午前10時から本会議。
午前中は、議案質疑・・・私もいくつか予定していたのですが、
パソコンモニターがお陀仏になったため今回は断念。
午後から一般質問。私は3番目で本日の最終バッター。
今回の質問は、
1.市の財政見通しについて
2.中池公園整備について
細かいやり取りについては、また後日、ブログでも紹介します
が、とりあえず問題意識と概要を。
市の財政見通しについては、以下の3点を確認。
・国の税財政改革による市財政への影響
・県の財政悪化による市財政への影響
・市の税収の見込み
政権交代によって、国の改革の方向性は不透明ですが、行政
当局はあらゆる事態を想定して行政運営をはからなければな
らないのは当然のこと。
・一括交付金の基本的な考え方は、自治体の自由度を高め
る代わりに、総額を2割ぐらいは減らす・・・というものであ
ることを指摘(関市はだいたい年間約20億円の国庫補助)
・地方交付税については、ある程度増える可能性もあるが、
10年後には合併特例による加算分が約21億円が減るこ
とが確定
要は、「歳入は減りますよね」という確認。
次に、県の財政悪化による影響については、
・県が検討している改革素案によれば、昨年度決算をもと
に試算すると来年度は約2億円超の減となる見込み
・県からの補助金が2億円減れば、関市としては行政サービ
スのレベルを下げない限り、自らの財源で減った分に充て
ることになると、その他のサービスにしわ寄せがいく
要は、同じく「歳入が減って、自由度も減りますね」という確認。
市の税収見込みについては、
・景気低迷により、法人市民税・個人市民税は今年度の見
込みで約7億円の減収
要は、「今年度も来年度も税収は落ち込みますね」という確認。
中池公園整備については、第7期拡充計画に沿って整備が進
んでますが、6月補正・9月補正で、
・陸上競技場の全天候化
・陸上競技場の管理棟の改修
・市民球場のナイター設置等の改修
の設計費等が計上。
元々の拡充計画の事業費は約23億円と見込まれてますが、
これに加えて、拡充計画に入っていないこれらの事業を合わ
せると、40億円前後の事業費になるのでは。
歳入減が確実な中、時間をかけて計画したものならともかく、
計画に入っていないものを、突然、10億円以上のコストがか
かるのにポンと「やります」という進め方はオカシイ、という問
題意識。
結果として・・・
・陸上競技場の全天候化には概算の概算の概算の数値で
約6億円の事業費を見込んでいる
・管理棟の改修や市民球場のナイター設置等は、財政状況
もあり、全天候化を優先させて、計上した予算については
取り下げも含めて検討する
という旨の答弁。
質問する前、「全天候化も、管理棟改修も、ナイター設置もす
べてやる」と考えていて、「財政が厳しい折に、そういう無計画
さで進めていいのか」と指摘しようと思っていたのですが、答弁
では「全天候化のみ」というもの。
しかし・・・
財政の厳しさを勘案して先送りにした姿勢は評価できるところ
もあるのですが、それならば、なぜ予算計上する前に、しっかり
と議論をして結論を出さなかったのか、という疑問が。
6月・9月と予算計上しておきながら、
「その後で検討して、やらないことに決めました」
ということは、本来はあってはならない話。
清流国体や清流大会に向けて整備する・・・という動機の純粋
さは疑いませんし、市長はじめ当局の努力や熱意に敬意を表
しますが、行政としては「雑」な進め方、ではないか、と思います。
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