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2010年3月 3日 (水)

ブログを読み飛ばされる?、国民健康保険税が15%アップ・中池市民球場・陸上競技場の顛末

■ブログを読み飛ばされる?

議会が近づいたり、議会が始まると、ブログの記事も硬い内
容に。

お会いした方に、

 「ブログ、たまに読んでるよ!」

とか、

 「ブログ、チェックしてますよ!」

と声をかけてもらえると、ブロガー冥利に尽きるのですが、

 「もう少し、マジメに書くべきじゃないか。」

とか、逆に

 「議会とか難しいところは全部飛ばします(笑)!」

と言われたり。

政治や政策のことばかり書け!と言われたら、ワタクシのい
い加減な性格からして、絶対にブログ続きません(苦笑)。

逆に、議会や政策のことを書くな!と言われたら、これまたワ
タクシの職業柄、ブログを書いてる意味がないわけで(苦笑)。

「日刊オゼ☆ケン通信」は「こういうもんだ」というある種の達
観というか、アキラメを持っていただければ。

↓ 以下、読み飛ばす人が多そうだ(苦笑)

■国民健康保険税が15%・中池市民球場・陸上競技場の顛末

午前10時から本会議。

午前中は各議案に対して質疑。委員会に付託しない議案に
ついては本会議で即決。

私は12本の議案に対して質疑。

12本の中で、私の関心が高かったのは国民健康保険税
のアップ
について。

●議案第12号 関市国民健康保険税条例の一部改正について

(問)国民健康保険会計の収支の状況と今後の見通し
   基金の状況と今後の見通し
   今回の改定がされた場合、今後も安定的な運営が可能か

(答)繰越金と基金を歳入に入れると黒字となるが、平成19
   年度から単年度収支では赤字
となっているのが現状

   基金は11億円あったものが、今年度末に約2億円に
   減少する見込みで、数年の内になくなっていく可能性
   
あり

   今回は被保険者の負担を抑えるために、必要最低限の
   アップ
しかしててらず、単年度黒字になるまでのアップで
   はない

(問)自治体によっては、一般会計からの「赤字補てん」のた
   めに国保会計に繰出金を出すところもあるが、関市が
   一般会計からの繰出をしない理由は

(答)一般会計からの繰出は、国保加入者以外の市民の方
   からすれば不公平になる

   なお、今でも一般会計からの繰出は8500万円あり、そ
   れは市独自の福祉医療分など

→国保税の15%アップという市民の皆さんにも関連する重
 要な条例改正ながら、初日の議案説明では、値上げにい
 たる背景などの説明は一切なし。

 本来は、「なぜ、値上げせざるを得ないか」ということを、こ
 ちらが尋ねる前に、自ら明らかにするのが筋

その他、補正予算の中で、中池市民球場、陸上競技場管理
棟の調査・設計委託費の不執行について、その経緯を確認。

この点については、昨年12月議会の一般質問でも質問を
してます。(→そのときのブログ記事、→正式な議事録

問題意識は12月議会と一緒。別に市民球場だから、陸上競
技場だから・・・ケチをつけているのではなくて・・・、

 自治体の基本は「総合計画」(関市は第四次)

          ↓

 それを具体的に実行するための「実施計画」(三年間を毎年
 ローリング)に、全施策は落とし込んである

というのが私の理解。

これまでの議会答弁においても、「政策総点検」も「行政改革大
綱」も「市長マニフェスト」も、

 「実施計画」にすべて入れ込む

       ↓

  だから実行できる

という答弁を繰り返してきたわけなので。

今年度の実施計画を確認してみましたが、中池公園のスポーツ
施設関連は、市民球場のトイレ改修や管理棟の耐震等は項
目としては入ってましたが(各年1億円、3年間で3億円ほど)、

 陸上競技場の全天候化(6億円)

 陸上競技場管理棟の大改修(数億円)

 市民球場のナイター設置と大改修(数億円)

という事業はまったく入っておらず。

「すべてを計画通りにやれ」というつもりもないですし、逆にそれ
なら政治家は不必要、ということに。

ただし、全部合計するとあっという間に両手(10億円)を超える
ような多額の事業を、実施計画にも入れないで進めることは、
財政規律の面からも看過しがたい、という思い。

さらにこうした考えに拍車をかけたのは、今度は6月・9月議会
で計上した調査・設計委託費を、議会の議決を求めておきなが
ら、早くも12月議会には実質的に「不執行」と判断したこと。

9月議会に決まってから、たった2ヶ月で大きな事業の判断が
コロコロ変わることは信じがたい。

・・・以上から考えるに、要は、無計画ではなかったか、という
疑念がムクムクと。

・・・と、一般質問も簡単にご報告しようと思いましたが、長い文
章になってしまったので、また明日。

・・・さて、読み飛ばした人は何人いるのやら(苦笑)。

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コメント

多額の事業を、実施計画にも入れないで進めることは、
財政規律の面からも看過しがたい、という思い
↑↑↑
同感です
というか・・・・

そんあいい加減でもいいんだ~
と始めて知ったと言う感じです

nayumama 様

コメント、ありがとうございます。

 「政策総点検によって1000以上の事業を見直し」

とか、

 「行政改革大綱にしたがって、行革を推進」

と高らかに宣言されても、一方で数千万円、数億円の事業を「ポン」と付け加えるのなら、意味ないやん・・・と言いたくなります。

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