いたずらに拡大しない方がよい
■いたずらに拡大しない方がよい
午前10時前に市役所へ。
今日は本会議3日目で、4名の議員が一般質問に登壇。
市役所東の「健康福祉交流施設」について、伊佐地議員
から質問。
関駅西口から市役所東に候補地を変更した理由について、
改めて説明がありましたが、何だか、説明をする度に理由が
変わってるような気がするんですけどね・・・。
私の理解では、これまでの議会での公式な説明は、昨年
6月議会における副市長答弁ではなかろうか、と。
・市長就任後、政策総点検のもと見直し着手
・公共交通活性化協議会で意見を伺った
・スペースがない、など5つの問題点が明らかに
・市として市役所東を整備することに決めた
というのが大意。
今日の説明では、
・都市マスタープランで、もともと市役所東は文化・交流
ゾーン(公的施設の建設)と位置づけている
・市議会も、以前に保健センター移転を提言している
・災害時など、障がい者の方などの治療スペースなどを考
えれば中濃病院の隣が良い
昨日、このブログで「考え方を整理した方がいい」と書いたの
ですが、何だか、論理の組み立て方が少し異なる説明が新
たに出現した、という感じです。
市役所内部で「検討委員会」が設置されてますが、情報公開
で議事録のコピーが見れます(コピー代実費)。
ヘタな小説より面白いのですが、候補地変更の理由について
も意見交換がなされてます。
第1回目の検討委員会から抜粋すると・・・
・「(交通活性化)協議会では、交通拠点候補地は決定しな
いということか」
・「候補地を決定するのは、協議会の任務ではない」
・「(協議会)委員のなかで、現状の候補地(関駅
西口)が望ましいという意見が多い」
・「現状の候補地から変更できるだけの理由がない」
・「協議会で決定するということになれば、現状の候補地に
なってしまう」
・「候補地を変えるためにはインパクトのある理由がほしい」
背景を少し説明すると・・・
これまでもブログに数回書いてきましたが、市としては最初
から関駅西口から市役所東に変更することは内々決定。
ただし、第三者が決定した、というかたちにするために、
交通の専門家等が入った「公共交通活性化協議会」に、
「市役所東がもっとも相応しい」
と言ってもらおう、とした。当時、議会においても、
「協議会の意見を聞いて決める」
と何度も答弁。
・・・が、思惑に反して協議会では、
「関駅西口がもっとも相応しい」
という意見に。
こういうところからのスタートなので、未だに「変更する
理由は何か」という根本の問いが出てくるんですね。
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