新年度予算特別委員会１日目（市長公室・企画部・総務部・福祉部）

■新年度予算特別委員会１日目（市長公室・企画部・総務部・福祉部）

本日から新年度予算特別委員会。

今日は、市長公室、企画部、総務部、福祉部所管の予算案
について。

委員会を始める前に、東北地方太平洋沖地震で亡くなられ
た方々に対して黙祷を捧げてから。

○非常備消防費（消防団員報酬　約３２００万円）

消防団員１３１５人の報酬として、約３２００万円を計上。

定員１３１５人に対する欠員見込みについて質問したところ、
約１００人ぐらいが定員割れするのでは、という回答。

消防団や自治会だけに任せず、市としても関わってもらいた
い、と要望。

出初式から関まつりに日が移った消防パレードについて、出
初式と同日に戻してほしい、という声があることを伝えて、考
え方を確認。

「関まつりにパレードを行うのは、消防団からの声による。」

という説明。

○消防車両購入（約２１００万円）

洞戸第１方面隊のポンプ車を買い換え。

２０年以上経過した車両が５台ほどあり、順次、買い換えてい
く予定。

○総合行政情報システム利用料

昨年１０月から庁内の行政情報システムを変更。

従来のシステムによる。浦辺手、５年間で３０００万円ほどの
経費削減がされる見込み。

○集落支援員の賃金（約２７５万円）

新たに板取地区に「集落支援員」を置くことに。

行政経験者、農業、NPO関係者など地域に詳しい方になって
もらい、活動日報を作成して地域課題などをまとめて報告。

順次、様子を見ながら他の地域にも広げていくようですが、
今日の説明では、どういう位置付けで、すでに各地にいる民
生委員や福祉・児童委員の皆さんとの整理がどうなるのか、
よく分かりませんでした。

月１０万円の税金を賃金として受け取るなら、よほどの活動
をしないと・・・。

○バス停留所通過情報機器設置（約１７０万円）

バスが通過したか、どうかが分かる機器（足跡ランプ）を、
2ヶ所（武儀事務所、武芸川温泉）に設置。

委員会では、なぜ本数が多いバス停ではなく、本数が少ない
バス停を選ぶのか、という疑問の声。

本数が多いバス停で導入しているものとは、システムが違う
・・・という当局の説明。

○健康福祉交流施設のバスターミナル

市役所東の健康福祉交流施設のバスターミナルについて、
岐阜バスとの協議は整っているか、という質問あり。

長良川鉄道関駅西口もバスの乗り継ぎ拠点として整備する
予定であり、至近の距離で２ヶ所のバス拠点ができることに。

関～岐阜線の路線バスを市役所も立ち寄ろうとすると、コスト
が年間で４０００万円ほどかさむのでは、という指摘。

当局の答弁を類推すると、岐阜バスと協議がまだ整ってない
模様。

岐阜バスに対して、市役所をコースに入れてもらうために、
相当の補助を行う可能性も・・・したがって、施設の見えない
ランニングコストが増加する、と。

○洞戸除雪車車庫建替工事

洞戸事務所近くには、生涯学習センター・基幹集落センター
があるが、今後、これら３つを統合するかたちでふれあいセ
ンターを建設する予定。

今回の除雪車車庫の建替工事もその流れの一環。

○病後児保育（約２９０万円）

これまでもお願いしている通り、病後児保育について関中央
病院に委託。

平成２１年度の実績は１年間で延１７名の利用。

来年度は倍の３４名の方に使ってもらえるよう、周知PRを
図っていく、という説明。

○病児保育（約２０３万円）

岐阜市の４ヶ所の病児保育施設を利用された方が、平成
２１年度で６０名以上。

来年度の見込みは、２２８名の利用見込みで合計で２０３
万円。

健康福祉交流施設の中に設置しようとしている病児保育所
の年間ランニングコストは２０００万円。

美濃市でも病児保育施設を設置しようとする動きがあるよう
ですが、小児科がある病院に併設するか、民間の空き家を
改築して整備する方法で検討している模様。

こういう発想が通常で、関市のように病院の隣に土地を購入
して新しく建物を建てて、２０００万円をかけて運営する・・・
という考え方は不思議。